フィールド関数について フォローする
フィールド関数とは
シナリオ編集の各入力項目(入力フィールド)への値の設定時に、利用できるデータ変換機能です。
ExcelやGoogle Sheetで利用できる関数に似た使用感で利用できます。
フィールド関数を使うことで、文字列の簡単な比較や条件判定など、値を様々な形に変換できます。
フィールド関数の利用方法
現在は[一般:フィールド関数を実行する]でのみ利用可能です。
フィールド関数は式フィールドというフィールドでのみ利用できます。コネクタの入力項目で背景が黒になっている項目が式フィールドです。
※今後、すべてのコネクタで入力項目を式フィールドに切り替えられるようにする予定です。
式フィールドをクリックすると、データパレットに、出力データ一覧だけでなく、関数タブが表示されます。
データパレット上の関数名をクリックすると対象の関数が式フィールド上に挿入されます。
フィールド関数の利用方法の具体例:ファイル名からファイルの種類を判断する
ダウンロードしたファイルのファイル名からファイルがPDFかどうか判断したいケースを考えます。
CONTAINS関数を使うことで対象の文字列に特定のキーワードが含まれているかを判断することができます。
画像はcobitがダウンロードしたファイルのファイル名にpdfが含まれているかどうか判定しています。
含まれる場合 trueを返します。
フィールド関数の一覧
文字列関数
CONCAT:文字列を結合
(文字列a<String>, 文字列b<String>)
文字列aと文字列bをひとつに結合します
サンプル
CONCAT(“ABC”,”def”)
結果
“ABCdef”
CONTAINS:文字列の部分一致比較
(テキスト<String>, キーワード<String>)
テキストの中にキーワードが含まれている場合trueを、含まれない場合はfalseを返します
サンプル
CONTAINS(“桃太郎”,”太郎”)
結果
true
論理比較関数
NOT:真偽値の反転
(真偽値<booblean>)
真偽値の値を反転させます
サンプル
CONTAINS(“桃太郎”,”太郎”)
結果
true