ここではGmailでメールを受信し、Google Sheetsの行を更新・追記するシナリオの作成方法について説明します。

シナリオの完成図

参考ヘルプ記事まとめ

Gmail

・Gmail 認証コネクタ

・Gmail メール受信の検知

Google Sheets

・Google Sheets 認証コネクタ

・Google Sheets 行の追記/更新

手順

• 事前準備
• イベント「Gmail メール受信の検知」の設定
• アクション「Google Sheets 行の追記/更新」の設定
• シナリオを実行する

1. 事前準備

下記の準備を事前に行います。

• Gmailで受信設定したいメールを1通以上用意する 。
  • 受信したいメールを判別できる件名やラベルを設定してください。
  • 今回は件名「Google アラート - RPA」とラベル「Connect」のメールを対象とします。
• Google Sheetsで追記/更新したいシートを用意する。

2. イベント「Gmail メール受信の検知」の設定

まずはGmailで受信したメールの情報を取得します。

※このイベントの詳細はGmail メール受信の検知を参考にしてください。

シナリオ作成画面から、アプリ選択で「Gmail」を選択

「メール受信の検知」を選択

認証コネクタを選択

※Gmailの認証コネクタについてはGmail 認証コネクタを参考にしてください。

フィルタ種別を選択

フィルタを選択

フィルタを選択（今回の場合の設定内容）

サンプル取得後、完了して次へをクリック

3. アクション「Google Sheets 行の追記/更新」を設定

イベント「メール受信の検知」後、Google Sheetsの行を更新・追記します。

※このアクションの詳細はGoogle Sheets 行の追記/更新を参考にしてください。

「Google Sheets」を選択

「行の追記/更新」を選択

認証コネクタを選択

※Google Sheetsの認証コネクタについてはGoogle Sheets 認証コネクタを参考にしてください。

ファイル選択で更新・追記したいスプレッドシートを選択

基本設定

更新するデータ（今回の設定内容の場合）

テスト実行します。

テスト実行後スプレッドシート

5. シナリオを実行する

シナリオ有効化をONにした状態でGmailの対象メールを受信した際、指定したスプレッドシートに行の追記/更新がされるか確認してください。

※2022年2月21日時点の情報です。