Lesson1 基本用語 フォローする
BizteX Connectを使用する上でよく使う用語を説明していきます。
シナリオ
サービスの連携の一連の流れを設定するものです。
例えば、「Googleスプレッドシートに記載されたメールアドレスに自動でGmailでメールを送信する」という、「Googleスプレッドシート」と「Gmail」を連携する設計を登録し、実行するとその通りのことを実行します。
プロジェクト
シナリオを作成する場所です。
プロジェクトごとに登録するユーザーを設定できます。
シナリオ内で使用する用語も説明していきます。
ステップ
シナリオの一つ一つの処理のことを、総合して「ステップ」と呼びます。
〇番目のステップ、のように使用することが多いです。
イベント
シナリオを実行するきっかけになるステップを「イベント」と呼びます。
実行するきっかけなので、シナリオの一番最初のステップのみを指します。
イベントのみ他のステップと設定できるサービスや処理が異なるものが多いです。
画像のこの部分がサービス名で、この部分が実行する内容になります。
例えば、「Gmial メール受信の検知」は、「Gmail」がサービス名で「メール受信の検知」が実行する内容です。
この場合、「設定したGmailのアカウントに新規メールが受信されたら、受信されたことを検知する」という意味です。
このステップでは検知しかしませんが、「Gmailでメールを受信したら、後続のステップで設定した処理を行う」という使い方をします。
アクション
シナリオの二番目以降、イベント以外のステップを「アクション」と呼びます。
イベントが行われた後に実行される処理です。
アクションで設定できる項目は統一されており、アクション固有のサービスや処理も数多く存在します。
例えば、「Gmail メールの送信」では、「Gmail」がサービス名で「メールの送信」が実行する内容です。
この場合、「設定したGmailのアカウントでメールを送信する」という意味です。
先の「Gmail メール受信の検知」と組み合わせると、「設定したGmailのアカウントにメールを受信したら、設定した情報でメールを送信する」という一連の処理を実現します。
サンプル取得
イベントにのみある項目です。
主に後続のステップで使用するデータを取得するために行います。
サンプル取得を行うと、実際にこのイベントの実行を単独で行い、後続のステップで使用できるデータ(出力データ)が表示されます。
サンプル取得を行うことで、実際にイベントの設定が正しく行われているかを確認できるため、可能な限り実施してください。
テスト実行
これはアクション固有の項目です。
目的はサンプル取得同様、後続のステップで使用するデータを取得したり、アクションの設定が正しく行われているかを確認することです。
こちらも可能な限り実施してください。
テスト実行では、実際にこのステップのアクションが実行されるため、処理内容を確認し、実行して設定が正しく行われていることを確かめましょう。
保存
シナリオを保存します。
保存すると編集ができない状態になります。
再度編集する場合は「編集」をクリックして編集してください。
また、自動保存はされないので必ず保存してください。
シナリオ有効化
シナリオを実行できる状態にします。
「有効化」すると、実行ボタンを押して実行をしたり、イベントで設定した開始の設定にしたがって実行されるようになります。
例えば、イベントが「Gmail メールの受信を検知」の場合、メールが受信されるとこのシナリオが実行されるようになります。
手動実行ボタン
クリックするとシナリオを実行します。
「ボタンを押して実行」をイベントとしているシナリオで、有効化されているシナリオのみ実行可能です。